「寂しくない」が危険信号
昔から恋人の出来ない理由の上位に「犬･猫を飼っている」というのがあります。(1人暮らしが対象)同様にこんな人とは付き合いたくないの上位にも「犬･猫を飼っている」があります。どうやらペットは恋愛で重要な部分を占めているようです。
現実問題としては世話･アレルギー･旅行などが挙げられますが、もっと精神的な面で人に影響を与えているようです。ざっくり言ってしまえば「寂しくない」んですよね。人は1人で生きていけません。病気の時や会社で叱られて心細い時に恋人が欲しくなるものです。ペットはその代わりになってしまいます。
今回はペットがどのような理由で恋愛にかかわってくるのかをまとめてみました。
と言っても、ペットを飼うから恋が絶対に出来ないわけじゃありません。大切なのは自分の心構えです。
直に恋愛に関わって来る部分
ペットを飼っていても自分がしっかりしていれば恋愛できると思いますよね。愛情を注げば注ぐほど自分の恋愛運は低下していきます。まずは直接的に関わって来る内容をまとめていきますね。
泊まりで遊べない
私がもっとも重要視する部分です。結局、恋愛で仲を深めようと思ったら連続して遊ぶか泊まりで遊ぶしかありません。付き合い始めれば旅行にも行きたいでしょうし、お互いの家も行き来します。
ペット･･･特にワンコが問題です。犬は1匹だけに出来る動物ではありません。ご主人様を律儀に待ちますし、必ず散歩に行かなければいけません。
1年に数回程度なら人に預かってもらうことも出来ますが、毎回は難しいですよね。ペットホテルに宿泊させるしかありません。
お金がかかる
泊まりの度にホテルを利用するのはかなりの金額がかかります。
平均して、小型犬で3.150円～、中型犬で4.200円～、大型犬で5.250円～、超大型犬で6.300円～、
ネコで3.150円～小動物で1.050円～といったところです。大型ペットについては、断られる場合もあるようです。
例えば東京ディズニーランド旅行をして2泊したとしましょう。小型犬であればデート料金に最低で6,300円上乗せされることになります。
もちろん、日々の食費。トイレ用品、病院費用がかさみます。1年で小型犬でも11万円かかると言われています。凄い額ですよね。恋人が出来ると交際費が急増します。金銭的な負担は増えるばかりです。
人を呼べない
犬･猫を飼っていると部屋が汚れます。臭いも付きます。気軽に友人たちと騒げるかと言われれば微妙なところですよね。
1人暮らしの醍醐味は気軽に恋人との時間を過ごせることでしょう。2人だけの時間にペットが入り込んでくると、恋人は嫌な顔をするものです。恋人にとってあなたが愛情を注ぐものはうっとうしいものなのですから。
恋人が要らなくなる?!
お次は内面的な部分です。ペットは心の恋人と言うように、人の心を癒してくれます。恋人がしてくれることをペットが代わりにしちゃうんですよね。しかもペットはあなたに嫌味を言うこともありません。
慰めてくれる、遊んでくれる
犬はアイコンタクトが出来る動物です。あなたが泣いていたり、悲しんでいると近くに来て慰めてくれます。元気な時は外で一緒に遊んでくれます。あなたはどんどんペットのことが好きになるでしょう。
動物を愛するのは素晴らしいことです。問題なのが恋人→ペットになってしまった時。せっかく出来た恋人よりもペットを優先してしまうため、恋人はあなたに愛想をつかす恐れがあります。
面倒を見る幸せ
さらに、子供にも興味がなくなります。子供を育てる楽しみがペットをしつける楽しみに変わってしまうからです。犬･猫は人が面倒を見なければいけません。「自分が頼られている」という喜びを与えてくれます。
ペットは主従関係 恋人はパートナー
恋人とペットの一番違うところ。それは、恋人はあなたを叱ってくれます。
ペットは友人であり心の癒しになりますが、あなたの間違いを正してくれません。主従関係に過ぎないからです。ペットにのめりこんだ人は「俺がいないとお前はダメだよな」というように、人に上位関係を求めるようになります。
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「俺の1番は飼い犬。お前は2番。」と言われた女性の友人がいます。彼女は結局別れてしまいました。別れる原因として、彼の犬が死んでしまった時「俺はお前が死んでもこんなには悲しまない。」と言われたからでした。
悲しみは人それぞれ違いますが、恋愛で言ってはいけないセリフです。
何度も言いますが、ペットを飼うのは悪いことではありません。悪いのは人との付き合い方を忘れてしまうことです。人は2つのことが同時に出来るほど器用ではありません。恋人が出来ないから犬を飼おうと思っているあなた。もう少し我慢して、恋人作りに励んでみてはいかがでしょう。
