いつまでも心は一緒じゃない
「20代前半はお互いに仲良しだったのに、20代後半になるとギクシャク・・・」こんなカップル多いんですよ。私も婚約破棄したのが20代半ばでした。若い頃は仲が良かったのに年齢と共に喧嘩が増えてきたんです。
その一番の理由が精神年齢。
実年齢と違って精神年齢の育ち方は様々です。学校を卒業後、バイトだけで貯蓄も考えていない実家育ちの女性と会社でしごかれている男性とでは男性の方が心が育ちます。
逆に高卒で働き出した女性と大学に進学した男性では女性の方が一気に大人になります。
大人と若者の恋愛の違いを知っておくと現在の自分たちの状況が分かるかもしれません。
若者の恋愛
10代~20代前半は青春真っ盛り!ビーチボーイズ(古いですが)など、若い男女の三角関係ドラマを思い出してください。甘酸っぱくて気持ちのぶつかり合いが心地良い時期です。
「相手の何が好きなのか」を考えるよりも、居心地が良いから一緒に居るはずです。これこそ若者の恋愛そのものでしょう。
心の豊かさより身体を使った遊び
デートもアクティブなものが主体になります。
- テーマパーク
- 水族館・遊園地
- アトラクション体験
- 海水浴
など、定番デートを楽しむ時期です。夜景を見ながらバーで語る・・・何てトレンディドラマみたいなことはしません。ホームパーティや大学生のノリのようなワイワイガヤガヤした食事を楽しみます。
まだ自分の楽しさを優先したい
ケンカが絶えないのは大人になっていない証拠。
「どうして私のことを分かってくれないの?!」
「会いたいから来ちゃった♪」
みたいな発言が飛び交います。相手のことを思いやりすぎて会う頻度を減らすなど、恋愛で間逆の行動を取ってしまうのも若者の特権です。これは自分の感情を優先しているからです。
無邪気だから笑い合える輝いた時間
ですが、気持ちが直球なだけに思い出に残る恋愛が出来ます。
20代前半は第1次結婚ブームです。
勢いで結婚する人が多い時期なんですよ。相手が良きパートナーなら言い合いをしつつ一緒になって成長して行けるでしょう。
大人の恋愛
では大人の恋はどうなんでしょう。
大人と言えば、
- 落ち着いている
- 自分より相手や周りのことを考えている
- 頼りがいがある、行動的
などのイメージがあります。恋も一緒ではじけた恋はあまりしません。30歳になって一緒に海水浴でウェーイ!って言うのも考えにくいですもんね。海水浴をして、ビーチで休んで美味しいカクテルを飲んで・・・という感じだと大人っぽくなります。
相手を思いやる・見守る
例えば女性が仕事で忙しそうにしているとしましょう。
若者は「忙しそうだから会う頻度を減らそうか。」と気遣います。
大人なら「忙しそうだから話を聞こう。会いに行くよ。」となります。
これって物凄く大きな違いなんですよ。本当に相手のことを考えた行動を取ることができる。これが大人の恋です。
束縛よりも自由と尊重を
恋に心配はセットです。彼女が他の男性が居る場所に行ったら心配ですよね。できれば行って欲しくないと思います。ここで「束縛」が出てきます。
大人になると相手の自由を尊重します。何をしていても包み込むような優しさで許してくれます。束縛の反対が信頼なんですよね。大人は本当に好きだから信頼できる心の強さを持っています。
お互いが相手のことを考える関係
なので、大人同士の恋は落ち着いたものです。お互いが何をしていても心のどこかで通じ合っている。さりげない優しさや小さな楽しみを共有できる関係になります。
「何をするか」ではなく「誰とするか」が重要だと気がついているからです。
精神年齢が違ってくると・・・
今回お話している「若者」と「大人」は年齢だけで判別できません。精神年齢が重要です。
10代の頃から恋愛をし、アルバイトやサークル活動をしていた人は同年代に比べてずっと大人です。20代後半の人と付き合っていても良い恋が出来るでしょう。
人付き合いも少なく働くこともしなかった人はどこか幼さを持っています。30歳になっても10代のようなあどけない顔つきをしており、同年代の人と付き合えるような状態ではありません。
どちらかの負担になる
精神年齢の違う2人が付き合うと片方が振り回されます。大人が若者に振り回されるケースがほとんどですが、若者が大人の仕事を理解できず振り回されるケースもあります。
お互いに分かり合えないため、少しずつ距離が離れていきます。
若者が失敗をして大人が去っていく
ほとんどの場合、精神的に幼い若者が寂しさから浮気・連絡不通になり失恋に繋がります。
もし、あなたが、
「良く分からないけど今の恋愛は楽しくない」
と感じているのなら精神年齢が違うのかもしれません。お互いの環境、成長の度合いを落ち着いて考えて見ましょう。特に学生と社会人の恋愛は難しいことが多いです。