互いの温度差を理解しよう
やっと旦那が帰宅。
「アレもコレも相談したかったー!」
奥さんにとっては待ちわびた瞬間ですよね。平日はほとんど1人の時間を過ごすわけです。旦那が帰ってきただけでも嬉しいですよね。
けれど、旦那からは「おいおい、ちょっと待ってくれよ。」とか「自分で調べたのか?」という冷たい一言。この温度差で喧嘩になる夫婦って多いんですよ。
家ではボーっとしている男性も仕事中はキビキビしているかもしれません。帰宅直後は頭がほてっているため、まだ仕事モードなんです。なので仕事から帰ってきた旦那を奥さんがどのように扱うべきなのかまとめてみました。
労わりの言葉をかけよう
例えばあなたが実家に居た時。仕事で疲れて帰ってきた時に親から「部屋の掃除、しっかりしないとダメよ。」と言われたら「ちょっと待ってよ!」と思いませんか?あれと一緒の状態です。
男は子供と一緒です。「やれ!」と言ったらやりませんし、自分の時間を優先しようと思います。基本的には褒めてあげるようにしましょう。
逆に仕事のことを聞いてあげよう
自分のことを少しだけ我慢して、まずは旦那に
「今日の仕事はどうだった?お疲れ様。」
と聞いてあげましょう。
これって旦那だけじゃなくてあなたにもメリットがあるんですよ。「優しい嫁だな。」「いつも良くしてくれているから、今度プレゼントでも買ってあげるか。」とか、男なりに色々と考えるようになります。
ほとんどの女性が扱い方を間違えて、
「仕事と私どっちが大事なの?!」
と聞いています。イライラにはイライラが返ってくるだけです。家で男性をリラックスできるように考えられれば夫婦関係は良好になります。
相談事はご飯の後
お腹が減るとイライラしますよね。特に男性は空腹に対してのイライラ感が強いです。身体の大きい人ほど空腹には耐えられません。
男性が帰宅したら不快感を無くすように考えましょう!
「お風呂にする?食事にする?」はもの凄く意味のある言葉だったんです。真夏ならご飯の前にシャワーという可能性もありますが、まずはご飯を出してあげましょう。お腹が膨れてホッとしたらようやく相談事ができる。そういうものです。
リラックスすれば元に戻る
不快感を取った後はリラックスさせて上げましょう。例えばご飯を食べてもイライラ・カリカリしている男性が居るとします。きっと会社で嫌なことがあったんでしょう。会社は会社、家は家です。
会社のことを忘れさせてあげると心の中に家のコトを考えられる余裕が生まれます。
そのためにはTVやお風呂、音楽や香りなどリラクゼーションに関係あることを取り入れると良いでしょう。ソファーの上でごろんと横になってもらうのも良いと思います。
話を聞いて欲しいのか、アドバイスが欲しいのか
相談事をする時に気をつけて欲しいことがあります。
それが、自己解決 or お願いのどちらか、ということです。
旦那に解決して欲しい問題を相談したとしましょう。旦那としては「答えを出すけど、平日は時間が無いから自分で解決して欲しい。」と考えるはずです。
そこまで考えが回らないのなら難しい話は休日前日の夜か休日にした方が良いです。旦那を仕事モードから遠ざけるためにホワホワした柔らかいことを話していた方が女性の可愛らしさを感じてもらえます。
交感神経と副交感神経
仕事モードだの、イライラ感だと言葉を変えて表現してきましたが、仕事上がりの男性は「交感神経」が働いている状態です。
交感神経は人を運動後のような状態にします。一種の興奮状態です。
副交感神経は人を落ち着かせます。眠るときに働く神経です。
交感神経の時は人にキツイことを言ったり、効率・理知的なことを優先します。姑っぽくなると言いますか、ちょっと嫌味な状態だと思って下さい。なので副交感神経を働かせる状態にすれば良いのです。
その方法が上記した「お風呂」だったり「リラクゼーション」になるわけです。
男が女性を「最高の妻」と感じる時は上手に副交感神経の働く状態にしてくれる時です。頭が良くてキビキビした女性よりホンワカした天然系女子の方が人気な理由が何となくわかりますね。
男のイライラ・カリカリをうっとうしいと思わず、自分の評価を上げるチャンスだと思って捉えるようにして下さい。一生大切にしてもらえるかどうかが仕事後の男性の扱い方で変わります。