学生との立場の違いを考えよう
社会に出て一番出会いが多いのが社内です。
先輩・後輩・同僚・・・たくさんのカップルが誕生するでしょう。
私は社内恋愛は止めた方が良いと思います。
出会いの形はさほど重要ではありません。
ナンパであろうが、ドラマチックな恋であろうが、2人が幸せなら問題無いからです。
しかし、社内恋愛はリスクが高すぎます。
ざっくりとまとめてみました。
距離が近すぎる
社内では毎日のように顔を合わせます。
仕事は何よりも時間を拘束されますよね。
結婚もしてないのに、常に一緒にいる状況になります。
恋愛と結婚は別物です。
ドキドキ感や情熱を感じるはずの恋愛に、いつも顔を合わせるという結婚の要素が混じってしまいます。
公私混同する恐れがある
学生であれば、授業中に手紙を渡したりアイコンタクトをしても構いません。
叱られるのは自分たちだからです。
仕事は違います。
全員が真剣に仕事をしている中でイチャイチャしている2人がいたらどうなりますか?
場の空気が悪くなるでしょう。
もちろん、責任は上司に圧し掛かってきます。
仲が良ければ良いほど、恋愛と仕事の時間の区別が付かなくなります。
「俺たちは大丈夫!」なんて思わないで下さい。
恋は盲目と言うように、周りが見えなくなっていきますから。
失恋した時の逃げ場が無い
もし、別れたらどうなるか考えてみましょう。
土曜日に大喧嘩して別れても月曜日には顔を合わせなくてはいけません。
それだけでも辛いのに、その後の相手の恋愛事情も分かってしまいます。
ずっと同じ職場なら相手の結婚を祝う羽目になるかもしれません。
社内恋愛は必ず成功させなければならないんです。
別れるにしても周りに言えるような正統な理由が必要です。
「仕事だから・・・」が使えない
どんな人でも気分が乗らなかったり、予定がブッキングしてしまう日があるでしょう。
彼氏彼女よりも優先したい出来事がある場合、ちゃんと連絡しますか?
それよりも「急に仕事になって・・・」と言った方が丸く収まりますよね。
社内恋愛では困ったときの「仕事」が使えません。
普通の恋愛に比べて拘束率が高いことは覚えておきましょう。
噂が広まる
男性が新しく入社した若い女の子と話していたとします。
それを女性社員が見ていました。
どうなると思いますか?
「〇〇君、若い子と仲良くしゃべってたよー。」
彼女に細かく報告されます。
そのくらい社内は狭いものなんです。
息抜きのコンパはもちろんのこと、
上司からの付き合い(スナックなど)もほどほどにしなければいけません。
※
恋愛は相手を信頼して自由にさせるものです。
社内恋愛はそれだけで自分たちを拘束してしまいます。
成就するカップルも数多いですが、別れるカップルも同じくらいいます。
「秘密にした方が良い」というのは間違っています。
出来るだけオープンにし、喧嘩や別れそうな時に周りから助けてもらうようにしましょう。
別れた場合も上司が部署移動をしてくれる場合があります。