片道6時間でも恋は実る
私の友人が片道6時間の恋を実らせました。もちろん、付き合うまでにたくさんの努力がありました。
彼がどのようにして遠距離恋愛を成功させたのか。その具体的な行動を7つご紹介します。
遠距離恋愛は不安だからしない!と良く耳にします。私の身近な人で栃木と広島、三重と岡山、愛媛と滋賀のそれぞれで結婚したカップルが居ます。遠距離だから成功しない訳では無いんです。大切なのは遠距離ならではの不安を解消することです。
会う頻度を決める
遠距離恋愛の一番の悩み。それが「距離」ですよね。
気軽に会える距離で無いため、定期的に会う機会を作らなければいけません。ただし、毎週のように会ってもいけません。相手が無理をさせている気持ちになり、心からデートを楽しめないためです。
自分の中で会う頻度を決め、会うために用事を作りましょう。
- 観光目的のついで
- 近くに住んでいる友人に会うついで
- 青春18切符でのんびり旅行するついで
のように、〇〇のついでに会うんだよアピールをすれば気を使わせません。
会う頻度は相手の性格にもよりますが、1ヶ月に1回~2回にすると良いでしょう。遠距離恋愛の場合、交通費がバカになりませんからね。
連絡を取り過ぎない
「えっ、連絡は取った方が安心じゃない?」とお思いでしょう。遠距離だから連絡を小まめにするのは付き合ってからの話です。
付き合う前はどうしても男の気持ちが前に進んでしまいます。遠距離と言うこともあり「他の男性と付き合ってしまうんじゃないだろうか。」と焦ります。そのため、連絡の回数が知らないうちに増えてしまうのです。
付き合う前に連絡が多すぎる男性は避けられます。女性は男性に比べて気持ちが上がっていません。
- 返信が面倒くさい
- 何だか怖い、不安に思う
- 女々しい、男らしくない
と、良くないイメージを与えます。
連絡の最終目的が「デート」にあることを忘れてはいけません。デートの誘いが取れたのなら、連絡はほどほどで構わないのです。
交通、宿泊費を節約する
遠距離恋愛は交通費がかかります。交通費が高すぎてデートにお金を使えないと楽しさが半減します。
そこで、多少の無理をしてでも交通・宿泊費をカットすることが求められます。私の友人たちが行っていた方法として、
- 深夜に高速道路を使って移動
- 青春18切符の使用
- ネットカフェで宿泊
- 車中泊
- 新幹線、特急電車を使わない(鈍行列車の使用)
がありました。距離にもよりますが、移動+宿泊込みで15,000円以内にすることを目指しましょう。
移動時間を楽しむ方法を作る
私の友人は恋人に会うまで片道6時間の距離でした。遠距離恋愛では長い移動が苦痛になることがあります。そこで、移動中を楽しむ努力が必要です。
- 流行の音楽をとにかく聴く
- 電車移動にし、知らない駅で降りてみる
- サービスエリアに立ち寄る
のように、彼女に会いに行く旅だと思うと楽しめます。
「俺は遠方から会いに行ってやっているんだ!」と高飛車な気持ちになってしまうと気持ちのすれ違いが起こります。「旅のついでに彼女に会える!嬉しい!」と言う謙虚な気持ちを忘れないで下さい。
常に一方通行にはしない
今、「俺は遠方から会いに行ってやっているんだ!」と書きました。この気持ちになる背景に「一方通行」があります。
例えばいつも男性が女性に会いに行っていると男性だけの負担になりますよね。時には女性が会いに来たり、中間の観光地で会うと気持ちが晴れます。
付き合う前なら女性があなたの元へ来たくなるようなプランを考える。付き合った後なら話し合いをする必要があります。
基本は男性が会いに行くスタンスを忘れてはいけません。やはり男が率先して行動し、金銭的に負担をしないと女性は付いて来ません。これは遠距離恋愛では顕著です。
お互いが知らない場所へ行く機会を作る
遠距離恋愛の場合、お互いの住んでいる地域に行くことになります。結果、いつも同じようなデートプランになります。
デートは新鮮さが必要です。
毎回のようにイオンに行くのでは楽しさが薄れ、お互いの気持ちにも影響します。そこで、元々が遠距離ですが、さらに遠くに行くことも考えましょう。四国の人に会いに行ったのなら、思い切って九州まで足を運ぶのも良いでしょう。お互いが知らない場所は思い出に残ります。新鮮さもありますので、普段と違った楽しさがあるでしょう。
最近なら格安の飛行機プランがあります。飛行機を使えば日本国内のどこでも移動できますよね。片道だけ飛行機にし、帰りは電車でのんびり移動するのも交通費が安くなるのでお勧めです。
2年以内に将来について決める
距離が遠いため、ダラダラとした恋愛はできません。近くの恋人となら長い間付き合って結婚することが可能です。
しかし、遠距離の場合は長すぎる恋愛が失敗する傾向があります。金銭的負担や、会いたい時に会えないため別の異性に走ってしまう可能性があるためです。
遠距離恋愛で結婚した私の友人4カップルは全て2年以内のゴールインでした。最短で3ヶ月と言う人も居ます。
早めに将来設計をした方がお互いのためになります。どちらの地域に住むのか、共働きをするのか・・・具体的なことを話す機会を設けましょう。
まとめ
私も他県の人と結婚しました。片道1時間半の道のりでしたが、全く苦ではありませんでしたよ。好きになってしまうと距離はそこまで重要ではありません。ただし、金銭的負担により趣味を犠牲にしなければいけない時があります。
距離に関わらず付き合ってみましょう。続く人は続きますし、遠距離そのものが向かない人もいますからね。残念なのは遠距離だからと恋愛を諦めることです。1%の可能性がある限り、努力をする方が恋愛は楽しくなりますよ。