「恋をしたい!けれどナンパは嫌。」
と思っていませんか?確かにナンパはチャラい人がするイメージです。「そんな人と付き合っても遊ばれそう。」と思うのも無理はありません。
しかし、恋愛は憧れれば憧れるほど遠ざかってしまうものです。
あなたに恋人ができないのは、素敵な恋を望みすぎているからかもしれません。今回は運命の出会いから卒業することで恋人が作りやすくなる話をします。
そもそも運命の出会いとは何か
女性が憧れる運命の出会いのほとんどは「ドラマ」や「映画」のワンシーンです。
- 上京後に同じ地方出身の男性と知り合って恋に落ちる
- 同窓会で好きだった男性からアプローチされる
- 図書館で同じ本を手に取る
別に運命でも何でも無いんです。ただ、共通点があっただけ。それをドラマでは運命的に演出しているだけです。運命的に感じるポイントは女性の感情。あたかも、その恋を望んでいたように見せているだけです。
ハッキリ言って成功率0.01%の恋
考えてみて下さい。図書館で同じ本を手に取ろうとして恋に落ちるでしょうか。その本をどちらかに譲る話になるくらいで終わりです。
離れ離れになった2人が10年後に再会して恋に落ちるでしょうか。18歳で離れ離れになったのなら、再会後は28歳。どちらかが結婚している可能性が大です。
運命の恋ほど成功率の低い恋はありません。そして、運命の出会いが訪れる可能性は限りなくゼロです。
出会いは作り出すもの
では、出会いとは何だと思いますか。それは、
共通点の数
です。
同じ趣味をする2人が出会えば会話が弾みます。恋愛に発展する可能性も高いでしょう。
同じ学校に通う2人は良く顔を会わせます。人は何度も会うことで親密な関係になります。これも恋愛に発展しやすいですよね。
さらに言えば、同じ名前の家族が居る。同じ職場に勤めている。通勤で同じ電車に乗っている。こんなことも恋愛になる可能性があります。
運命の出会いにはほとんど共通点がありません。なぜなら「突然の恋」が多いからです。ドラマで突然の恋が多いのは演出的に派手である点と、誰もが憧れているからです。
ナンパは突然の恋
ここで、もう1度ナンパについて考えて見ましょう。男性が突然女性に声を掛けます。これって運命の出会いですよね。しかし、ナンパの成功率は1割もありません。なぜなら「不安」や「恐怖心」が先に出るからです。
ドラマのようにベンチャー企業の若手社長から声を掛けられたら付いていきますか?何だか怖くないですか。ドラマならヒロインは若手女優が演じます。最初からお似合いの2人で設定されているから、見ていてもチグハグではありません。
実際は社長と一般女性が付き合えるものではありません。社長ならではの生活スタイルがありますし、価値観の違いからケンカになる可能性が大きいです。
恋の最終目的は「幸せになること」
恋は「運命」とか「占い」で決まるものではありません。
挨拶ができる関係 → 連絡先の交換 → 2人で遊べる関係 →
好きだと言える関係 → 身体が触れ合える関係 → 一緒に居て心地よい関係
と、ちゃんと流れが出来ています。
好きな人ができたら、その人と恋に落ちる運命的なシーンを待つ必要はありません。共通点を作り、連絡先を聞き、デートをすれば良いのです。恋はしっかりと順序を守り、相手の情報を集めれば叶うものです。
そして、恋の最終目的はお互いが幸せなことです。そのために形にこだわる必要はありません。
私の知人も出会いはナンパでした。そこから結婚し、昨年20周年を迎えました。
恋をしたい人同士が集まる相談所に行くのも良いでしょう。むしろ、運命を考えすぎて相性の悪い人と付き合うより、最初から趣味や職業が分かっていた方が長続きします。
まとめ
ではおさらいです。
1.出会いや付き合うことに形を求めるのは止めましょう。
2.突然の出会いより、好みや職業など具体的な情報が分かっている男性の方が安心です。
相手を捜すのが面倒なら、結婚相談所や恋愛相談所に行くと良いですよ。知らない人と1から恋愛を経験するより、付き合う目的で話をした方がスムーズに進みます。突然の出会いのような衝撃はありませんが、安定した恋愛に発展する可能性は間違いなく高いです。