時間により段階に分かれます
私は失恋経験が4回あるため、色んな人から恋愛相談を受けます。そこで気付いたことがあります。恋愛相談を受ける方にも心構えが必要だと言うことです。
相談される以上は相手から信頼されているという事ですよね。失恋から立ち直る手助けをするために、注意するべきポイントを押さえておきましょう。
最初からアドバイスをしてはいけない
相手の話を遮って「それは違う!」とか、「どうしてすぐに別れなかったの?!」と攻撃的になる人が居ます。それは間違っています。アドバイスではなく、単に意見を言っているだけだからです。
失恋をした人は心の中で色んな感情がグルグル回っています。まずは、その感情を吐き出させて気持ちを落ち着かせることが大事です。そのために共感しなければいけません。
流れとしては、
- 話を聞いてあげる
- 相手の意見をオウム返しに言う
- 意見を聞きたいと言われて初めて意見を言う
となります。
肯定も否定もせずに共感する
先ほど、共感することが大切とお話しました。
失恋した後は、
- 「あの時、ああしていれば良かったのかな。」
- 「復縁できないかな。できないだろうな。けどできないのかな。」
- 「次の恋愛なんて考えられない。けれど恋をしたい。」
のように、心の中で考えがグルグル回っています。別れた悲しみと不安、相手への怒りがゴチャゴチャになっているためです。
そこで、理性的な答えをせずに感情論で捉えるようにしましょう。
「彼氏の浮気が原因で別れることになったの。けれど、凄く良い人だった。」「それは辛かったね。話し合った時にイライラした?それとも悲しかった?」
このように聞いてあげることが共感になります。相手の話にはウンウンと頷いてあげましょう。
人は言葉にする事で考えの整理が出来ます。最初は泣くばかりかもしれませんが、少しずつ落ち着いてくるのが分かると思います。そうしたら、今後の動きなどについてアドバイスしてあげましょう。
傷が癒えるまで焦らせない
「失恋の傷は恋愛で癒す」と言う言葉があります。私はこれに反対です。
失恋後に見つけた恋は失敗するパターンがほとんどです。別れた恋人が居ない不安を埋めるために見つけた恋人は、その恋人のことを好きな訳ではありません。
失恋の傷を癒すのは時間です。
嫌なことって1日や2日で忘れられませんよね。失恋は心に大きな傷を残します。その傷が本当に癒えるまでは付き合っていた年月の2分の1が必要です。
しかし、その時間を早めることは可能です。
アドバイスとしては、
- 恋人の連絡先を消す
- 写真や思い出の品を全て捨てる
- 一緒に買ったものを買い換える
の3点がお勧めです。
まとめ:自分を取り戻せるように
失恋を成長に繋げるためには、自分で考え行動させる必要があります。そのためにも相談は相手を尊重しなければいけません。
あなたの成功談や失敗談を話すことは相手に取ってプラスになりますが、その話だけではいけません。具体的に何をしたから立ち直ったのか。良い恋とはどのような恋なのか、を話すことで失恋者が考える手助けになります。