不安を和らげる大切な道具
皆さんはどのような婚約をされましたか?
指輪無しで、何となくの流れという方も多いでしょう。
最近はこのパターンの人が増えているんですよ。
私も以前はこれでした。
長く付き合っていたため、しっかりとしたプロポーズも無く結婚の話になりました。
今思えば失敗の原因でしたね。
どんなに親しい間でも指輪を渡してプロポーズをするべきです。
それだけでマリッジブルー対策にもなりますし、安心感が違います。
結婚前が一番不安
マリッジブルーに関してはバックナンバーでまとめてあります。
マリッジブルー対策を忘れたあなた、結婚前に失敗しますよ
男はプロポーズの時点で覚悟が決まりますが、女性はそうではありません。
「本当にこの人で良いのかな?」という不安があります。
男が不安に思っているのなら、女性は5倍は不安があると思って下さい。
結婚前は付き合い始めくらい別れる率が高い時期なのです。
そこでエンゲージリングの出番です。
指輪を見て安心する
ダイヤモンドは「絆」の証と言われています。
指輪を見るとプロポーズの瞬間が思い出されます。
あなたが傍に居てあげられない時、指輪が代わりをしてくれるのです。
給料の3か月分はウソ!
指輪のオーダーショップに以下のような記載があります。
婚約指輪の相場は給料の3か月分、と耳にされた方がほとんどではないでしょうか?
実は1970年代の有名なキャッチコピーです。広告を出したのはデ・ビアス社。同じ時期にヨーロッパでは「2ヶ月分」アメリカ合衆国では「1ヶ月分」というキャッチコピーでした。
そうなんです。単なるキャッチコピーです。
バブル時代はお金が力に直結していたため、3か月分以上の指輪を送るケースが多かったようです。
(100万円近い金額になりますよね。)
現在はそんな事はありません。
相場は20~30万円です。
この金額でも0.3カラット以上、台座プラチナの高級リングが製作できます。
質を落とせば10万円前後でも作れちゃいます。
男性が事故で亡くなった時、女性は仕事を見つけなければなりません。
仕事が見つかるまでの間の資金をどうするのか・・・
指輪を売れば良いのです。(本当の話)
婚約指輪には色んな意味が込められています。
家族・友人に見せなければいけない
女性はコミュニケーションの中で生きています。
「プロポーズされた」と言えば、「指輪どんなの貰った?」という会話になるでしょう。
良くも悪くも指輪があれば会話になります。
指輪が無かった場合、「えーっ?!」と言われると思いませんか?
その後に続くのが「可哀相。」という言葉。
当事者同士が合意の上だったとしても、周りから可哀相と言われると不安になってきます。
繰り返しになりますが、どんなに仲が良かったとしても指輪は渡しておきましょう。
人生で1回限りにしておきたい出来事です。
多少の金額で思い出と安心感が買えるなら安いものですよ。